ははは

Urara Muramatsu

Tokyo NewYork

Profile

9歳でニューヨークに移住後、アートを見ること、作ることを楽しみながら思春期を乗り越える。「何のためにアートがあるのか?」「人の可能性はどこまで?」そんな疑問を紐解くべく、旅を続けてます。

https://www.hpfrance-sheros.com/

Café Forgot 5. 10. 18

2018.06.27 6 years ago

エマージングデザイナーズショップ「Café Forgot」オーナーの女の子2人、Lucy とVitaはポートランドの大学で知り合い、似た者同士の思想で服を作るエマージングデザイナー達を発信するため、ニューヨークで念願のプロジェクトを始めました。そんなクールなSheros二人をインタビューしてみました!

 

プロジェクトの動機やインスピレーションを教えて下さい。

二人で同じポートランドの大学に通いながら、いつかファッション関連のプロジェクトを一緒にしたいねと話していました。ニューヨークの「Deep End Club」やポートランドの「Stand Up Comedy」などの先鋭的なお店にインスピレーションを受けてます。お店を使ってパーティーや、展覧会や、アートパフォーマンス的なイベントをしている所が好きなんです。ニューヨークでは沢山のクリエイティブな友達やアーティストのコミュニティーに囲まれているから、新しいデザイナー達が集える場所、そして作品を見せるプラットフォームが必要だと感じたの。

 

どんなコミュニティーをサポートしていますか?

時間や金銭的自由がまだないけど、とても才能がある若いデザイナーたちが表現出来るスペースを提供しています。お店の多くのデザイナーがニューヨークに住んでる若い女性達なの、例えば Marland Backus、Sophie Andes-Gascon、Claire McKinney、Autobody Clothingとか。最近ではグローバルにブランドを仕入れる様にもなりました。ロンドンのHELENAMANZANOや、ノルウェーのBror August、そしてカリフォルニア出身のPocheとAnnabell Lee。遠方のデザイナー達と繋がったり、客層を作ってくれたり、インスタグラムはとても良いビジネスのプラットフォームになってるわ。私達はE-shopを作るより、フィジカルなショッピングエクスペリエンスの方が好きなんです。お客様やフォロワーと友達になれる機会だから。

 

次はどんなことをして見たいですか?将来の希望と夢を教えてください。

ポップアップを定期的にすることによって、集中して濃い内容を提供することが出来ています。次の7月/8月のポップアップに向けて今は準備中です。未来の夢はニューヨークのダウンタウンで路面店を開くこと。ビジュアルコンテンツはCafé forgotの大事な要素なので、いつも若いフォトグラファーやモデルとインスタグラムの為の内容を作っています。この頃は次の撮影と、それをいつでもシェア出来るウェブサイトの建設をしています。

 

ありがとうございました!

 

Photo by Allegra Sussman

 

Photo by Christian DeFonte

 

INSTAGRAM : @cafe_forgot

WEB : cafeforgot.com/

Christo

2018.05.28 6 years ago

アメリカの高級日刊新聞、ニューヨークタイムズ社では、世界的に有名なアーティストや経営者を招き、彼らのトークを本社のステージで公開している。名パフォーミング・アーティストのMarina Abramovic(マリーナ・ アブラモヴィッチ)とロシアのフェミニスト・パンク・ロック集団:Pussy Riot(プッシー・ライオット)の対談など、かなり奇抜な企画を組んでいる。

 

先日大好きなアーティスト、Christo(クリスト)がトークをすると言うので、聞きに行ってきた。彼の作風はとてもユニークで、小さい列島の砂浜をピンクの布で囲んだり、巨大なキャッスルを白い布で覆ったりと、とてもスケールが大きい。だが、全ては期間限定であり、跡形もなく片付けられてしまう。

 

彼のセントラル・パークで行われた作品「The Gates」を見たとき、わたしは11歳だった。新しい土地アメリカで英語を覚えながら、友達作りに励んでいた。時には寂しい日もあった。「The Gates」のオレンジの鳥居の様な作品を次々とくぐり抜けながらその日感じたのは、「アートがわたしを助けてくれる」ということ。生きるということが、ゲートを次々にくぐり抜けていく様な感覚で、くぐればくぐるほど、新しい風景が広がるということ。

 

「スペースを借りて、やさしい騒動を起こすことが僕の作風」

淡々とChristoは話し始めた。

「プロジェクトを囲む全てのことが大切で、作品の一部なんだ。風の力、太陽の光、雨、雪、プロテストする人達、裁判、銀行員や政府との関係性もね。」

彼は講演中、一度も椅子に座らなかった。

 

Q&Aの時間になると、誰かが

「あなたは自分をポリティカルアーティストだと自覚していますか?」と聞いた。Christoはフっと笑いながら、

「作品を作るためスペースを借りる時、そのスペースの全てを一時的に相続するんだ。それは信号や、道路や、田んぼだったりする。政治的なテーマで絵や動画を作るアーティストとは違うんだ。僕のアートはそのまま政治だから。」

最後にこう言い残して、拍手を歓迎した。

 

WEB: https://www.timestalks.com/

INSTAGRAM: @timestalks

A Current Affair 5.13.18

2018.05.16 6 years ago

 

ニューヨーク、ロスアンゼルス、サンフランシスコ:アメリカのファッション文化における3大都市で年3回開催される、ブチックビンテージマーケット「A Current Affair 」(ア・カーレント・アフェア)に行って来た。有名なビンテージショップが肩を並べて選りすぐりの服やアクセサリーを売りに来ていた。とても楽しみに行った私は、あれもこれも買いたい状態に。このマーケットの見どころは、「在る時代のこのトレンド」というよりも、「トレンドを無視してこれを作ったあの時代のデザイナー」というとてもニッチでユニークな商品が並んでいることだ。たくさんの名店バイヤーや人気モデルがふらふら来場していたのも、そのためだろう。少し残念だったのは、良質のデザイン重視ではあるものの、ひとつひとつの保存状態が宜しくなかったこと。シミやほつれが目立ってしまって、着るよりかは家に飾っておきたい商品のほうが多かった。

 

Web : https://www.itsacurrentaffair.com

Instagram : https://www.instagram.com/acurrentaffair

New York graffitis 5.2.18

2018.05.02 6 years ago

ニューヨークにある壁はどんな壁でも何かを描いて!と叫んでるようだ。

今日は若いダンディー達に人気のFreemans Sporting Clubと、そのレストランが隣接されたFreeman Alleyの壁にあるグラフィティー達に出会った。やっと春めいてきたニューヨークに映える色合いが、大好き。フェミニンなグラフィティー、女の子達がやったのかな?夜遅くに警察に見つからないよう、こそこそアートを壁に置いて行く姿を想像すると、なんだかドキドキする。

 

 

ストリートアートに感謝してます。お金や作品の保護でなく、あくまでも自由な自己表現を主張する。地球は誰のものでもなく、だからこそどこにでもアートしちゃう。悪意のある落書きはダメだけど、素敵な自分を主張する行為は、法律以上に美しい。

 

 

Glossier memories 4.5.18

2018.04.05 6 years ago

Glossier は「Into The Gloss 」というブログから生まれたオリジナルブメイクアップランド。ソーシャルメディアでアメリカのミレニアル達に絶大な人気を得た。チャイナタウンにある彼らの本店は、まるでサイバー少女の夢の中でショッピングしているような作りだ。私が初めて行った日はティーン達がいっぱいいて、母と娘で一緒に買い物をしていた。Glossierのピンクや白の制服を着たお姉さんたちが対応しているところ、ある女の子が「ママ、これ欲しい」とねだった。「あなたまだ16でしょ、美容液なんか要りません。」お母さんがぴしゃりと言うと、負けずに女の子も「But mom, I wanna glow!!!(でもママ、私つややかになりたいの!)」という。そうか、みんなそうだ。

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アメリカ発エマージングデザイナー、Eckhaus Latta (エクハウス•ラッタ)が、ニューヨークのホイットニー美術館で8月3日(金)より個展を開催。「アート展」として彼らのグッズが購入出来る、ファッション史にもアート史にも前例のない個展となる。ミレニアル世代が生んだ、新しい形のアートビジネスを成立させている形として、世間に話題を生んでいる。期間は2018年10月8日(月)まで。

Eckhaus Latta: Possessed

入場無料

 

99 Gansevoort St, New York, NY 10014

森川拓野「ターク」(TAAKK)デザイナーは、ニューヨーク ファッション・ウィーク内で行われた合同イベント「New York Men’s Day」でプレゼンテーションを敢行した。同デザイナーがNYでプレゼンを行うのは初めて。大判チェックや迷彩など力強いパターンを随所に盛り込み、ストリート感溢れるルックを構成している。テーマは「BASIC ODDITY」。通常はメンズウエアを軸に展開しているが、ウィメンズのモデルをミックスし、よりフラットな演出になった。また、18年春夏シーズンにはクアラルンプール(マレーシア)でファッションショーを行うなど、海外での訴求を強化している。